ふと考えたことを書くだけで何の深い話でもないですが、、
音楽を聴いたときどこに注目して聴いているのか、もしくは初めて聴いた曲が良いと思うとき何に惹かれてそう思うのか?
先日同じ大学の友人と音楽に求めるものは何かという話になり、私は音楽に求めるのはメロディーやリズムやハーモニーを直感的に感じる流れの良さだというと、友人に猛反対されたので、改めて音楽について考えることがあります。
もっとも幼少の時ピアノ教室に連れていかれても嫌がり、学校の音楽の成績も芳しくなかった私には音楽の理論的な知識は皆無なのですが、歌詞の中身に重きを置いて曲を評価することに違和感を覚えます。歌詞に内容を求めすぎる人が非常に多い。その友人も曲に求めるのは歌詞の良さであるというのですが、私はそれならポエムを読めばいいではないかと思ってしまうのです。
確かに歌詞も重要な曲の要素であることは間違いないです。ただそのとらえ方が違うのだと思います。曲を直感的にとらえると声もまるで楽器のように聞こえてきませんか。楽器としてとらえると私にとっての歌詞の良さは他の音との重なりや、その歌詞の語感だと感じるのです。ラップは顕著ですが、音にすごく合った歌詞ってありますよね。歌詞の意味を考えるより先に直感的に感じる歌詞の語感を大事にしたいと感じます。
私が特に好きな東京事変、椎名林檎はまさに歌詞の言葉遊びが洒落ていて、よく歌詞の意味を考察している人をみます。
でもあえて単語やフレーズの響きを楽しむのも趣があるのではないかと感じます。
日本語の響きの美しさに気付かされます。